インタビュー

年賀状を超えていけ!

流通営業部 営業

瓜生 孝基

瓜生さんがいなかったら、うちは回らない。

どんな仕事もプラスアルファで返す。それが私のモットーです。本来であれば、商品の提案だけのところを売り方の提案までやる。納期一週間のところを5日でやる。ある時は本来取引先の仕入れ担当者(バイヤー)がつくる社内資料まで自分でつくって、企画を通したこともあります。
その時に企画したのは、周年記念のキャラクターに年賀状を書くと返事が届く、というキャンペーン。実はこれ、送料も含めすべてフタバ負担で、単体で見るとほとんど利益が出ないんです。それでも、取引先としては売り上げにつながりますし、より多くの人に年賀状を書いてもらうきっかけになるかもしれない。そう考えると年賀状を売るフタバにとっても、巡り巡ってメリットがあるんですよね。
「瓜生さんがいなかったら、うちは回らないです。」
企画が決まり、バイヤーからそう言ってもらえたときは嬉しかったです。バイヤーの期待を超えた分は、やがてその取引先の売り上げにつながって、最後は必ず自分たちに戻ってくる。だからこそ常に期待を超えることが大事なんです。


「一年に一回」が、毎年同じ売り方じゃ面白くない。

一年の感謝の気持ちを込める年賀状は、毎年同じものだったら意味がない。だからこそ、毎年何かしら新しいことに挑戦するのがフタバの営業です。そして、お取引先様もその姿勢を買ってくれているんだと、あるホームセンターに営業に行った時に感じました。
ご相談は他社が手掛けていた年賀状コーナーの売り方を変えたいという内容でした。お話を伺うと、毎年同じで代わり映えがしないという課題が見えてきたんです。思い切ってアイテム数を増やし、売り場も予算も拡大して大々的に売り方を変えてみました。翌年には「フタバに任せた方が売れる気がするから」と取引してもらえることになったんです。
年賀状市場は厳しい状況が続いています。同じ売り方をしていても年賀状はどんどん売れなくなっていく。だからこそ、お取引先様は毎年新しいことに挑戦する姿勢を買ってくれるんです。売り場づくりや商品構成など何事も昨年通りだと面白くない。フタバの営業として、常に新しいことを模索していきたいです。


心を動かす商品をつくっていく。

コンビニだけで3万店舗、大型の販売店で500店舗。フタバほど全国に直接販売先を持っているメーカーって他にないと思うんです。文具問屋を挟まずに直接提案できる取引先はたくさん持っているので、いい商品さえあればいくらでも売っていける。これまでフタバは企画力や信頼感を武器に、取引先を拡大してきました。これからはその販売先を活かして新たな商品を出していく必要があります。お取引先様だけじゃなく、今度はその先にいるお客様の期待も超えて心を動かす商品をつくっていく。全国に取引先を持つフタバだからこそ、ここに挑戦できると思っています。


Profile

流通営業部 営業

瓜生 孝基

不動産の営業職を経て、2012年にフタバに入社。入社後は流通営業部で営業活動に従事。東京・大阪の企業を中心に全国の小売業者に対して、年賀状印刷の企画提案をしている。

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