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採用メッセージ

代表取締役 市川 隆史

これまでとこれからを見つめ、
新しいフタバへ。

代表の市川です。創業から50年以上、私たちフタバ株式会社は年賀状の企画やデザインに携わってきました。年に一度のコミュニケーションである年賀状。そんな年賀状を通して、世の中の人々の交流に寄り添ってきました。今では全国の郵便局やコンビニ、専門店などで私たちの商品を扱っていただけるようになりました。一方で、時代は変化しています。SNSをはじめとするデジタルでのコミュニケーションが盛んになり、どこでも誰とでも簡単につながれる世の中になりました。

そうした中で、年賀状が持つ意味や役割とはなにか。年賀状を取り扱ってきた私たちが、この先目指していくことはなにか。これまでと、これから。その両方を見つめ、あたらしくフタバの理念を定めました。そして掲げたのが「想いを彩り、心をつないでいく。」というミッションです。いま、私たちは年間6,000万枚もの年賀状に携わっています。それはつまり、6,000万通りの想いやコミュニケーションをつくっているということ。そうしたコミュニケーション文化を支え、シーンを彩り、人々の心をつないでいく。年賀状に長らく携わってきたフタバだからこそできる使命だと考えています。

年賀状を超える挑戦を。

ミッションを踏まえた上で、時代の変化に合わせた、さらなる挑戦も必要です。例えば、箔押しブランド『ROKKAKU』の立ち上げもそのひとつ。京都の老舗メーカーから継承する形で、箔押しを活かしたステーショナリーを開発しており、近年増加している外国人観光客の方に、土産物としても手に取っていただいています。また、キャラクターライセンスを活かしたグッズ販売事業やECサイトの運営など、私たちのチャレンジはすでにはじまっています。

日本には一年を通して、さまざまな記念日やイベントがたくさんあります。その時々のシーンを彩り、心のつながりを生み出すサービスを展開していく。年賀状という、一年に一度のシーンを鮮やかに彩ってきた経験を踏まえ、さらなる展開ができるのではないかと考えています。

感性と好奇心で、
フタバを切り拓いて欲しい。

コミュニケーション文化を支えてきた私たちだからこそ、社員同士のつながりや関係もより一層大事にしていかなければなりません。私たちフタバはそれほど社員数も多くなく、全員が顔を合わせられる距離で仕事をしています。そうした環境で、意思を共有してお互いを尊重する。お互いの存在を認め合い、チームとして喜びを分かち合う。私たちはそうしたつながりのある組織を目指しています。また新しい挑戦のためには、新しい人たちの力が欠かせません。若い頃はたくさんの失敗があると思いますが、その経験こそが豊かな感性につながっていくはず。だからこそ、組織として失敗を許容できる環境にもしていきたいと思いますし、わくわくしながら仕事に取り組んでいってほしいと思います。

人と人との関係を大切にし、思いやりの心を持つこと。しなやかな感性で世の中を敏感に捉え、そこに応える過程を楽しむこと。こうした姿勢と、私たちが大事にしていきたい価値観とを織り交ぜながら、若い力でこれからのフタバを切り拓いて欲しいと考えています。