インタビュー

一人は険しくて、どこまでも自由。

システムグループ

小林 祐輝

開発したサービスは、我が子同然。

社内で唯一、エンジニアとしてシステム開発の仕事をしています。年賀状をつくる際、文字や図版を自動レイアウトする組版という作業。それをウェブ上で行えるサービスを社内向け、社外向けにそれぞれ開発するのが主な業務です。その他にも細かいシステム改修やスマホのアプリなど、フタバのサービスにはほぼすべて関わっています。
前職ではSIerでシステムの受託開発をしていました。つくっているもの自体は大きかったんですが、逆に大きすぎて「自分がつくっている感」があまり持てなくて。その点、フタバでは自分一人で開発からメンテナンスまで行いながら、ずっと関わっていける。開発したサービスを我が子のように見守りながら育てていくので、手がかかる一方でサービスへの思い入れも強いです。
自分が「育てた」サービスが、社員やお客様のもとに届いて、使いやすくなったという声を聞けるとなんだか誇らしくなります。私にも小さい子どもがいますが、子どもが人から褒められたらこういう気持ちになるのかもしれません。


自由な反面、責任感も人一倍。

何事も自由と責任はセットだと思っています。一人でシステム開発をしていくことは、自分で好きなようにつくり込める楽しさがある反面、開発したシステムに対してすべての責任を自分が負うという怖さもあります。
設計を進めていって迷った時に、頼れるのは自分自身だけ。ネットで調べたり、本を買ってきて読みあさったりしながら一つひとつスキルを身につけてきました。ネットで調べても、実際のシステムに応用する時に「本当に合っているだろうか?」と不安に駆られることもしばしば。それでも開発を依頼しているパートナー企業に問い合わせたり、複数の文献に当たったりしながら、なんとか確証を得て進んでいくんです。
システムは不具合がないのが当たり前。当然プレッシャーもかかる仕事ですが、会社全体を背負うことを誇りに感じながら向き合っています。


部署を跨いで、フタバを「開発」する。

入社してからずっとシステム部門で、後方から会社の事業を支えてきました。例えば、自動面付プログラム。印刷現場では複数の絵柄を面付して刷るのですが、手作業の工程も多く残っていたんです。それを自動化するプログラムを組みました。お客様や現場が何を求めているか見極めて解決策を考えていくのが面白い。そして、「ありがとう!」などの言葉をいただけるとやっぱり嬉しいですね。将来的には新しいサービスの立ち上げの際により上流工程から携わってみたい。営業メンバーやユーザーの声を拾っていったら、もっと多様なサービスが開発できると思っていて。
いちサービス、いちシステムにとどまらず、会社全体をもっと自由に「開発」していきたいです。そのためには、一緒にシステム開発を支えてくれる仲間の存在も欠かせません。自社システムの開発をしたいという想いを持っている方であれば、大歓迎です!自分自身も共に成長出来たら最高ですね。


Profile

システムグループ

小林 祐輝

システム開発会社でエンジニアとして活躍したのち、2015年フタバに中途入社。社内で唯一のエンジニア人材として、主に生産関連のシステム開発を幅広く担当。組版システムの改修など社内外の年賀状印刷の生産システムを後方から支えている。

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