京都府出身。前職は、スマートフォンの基本機能開発を担う組込エンジニア。大阪府内の電機メーカーに常駐していたが、第三子の誕生に伴い名古屋への転居が決定し、離職を決意。仕様書通りを求められ、フィードバックが無かった前職の経験から、「自身のアイデアを要件定義に活かせて、エンドユーザーの声を直接聞けるエンジニア」へのキャリアアップを志し、フタバ株式会社へ入社。

一人ひとりの「やってみたい」が
フタバの歴史になる
営業
interview
インタビュー
(システムグループ)
Engineer
京都府出身。前職は、スマートフォンの基本機能開発を担う組込エンジニア。大阪府内の電機メーカーに常駐していたが、第三子の誕生に伴い名古屋への転居が決定し、離職を決意。仕様書通りを求められ、フィードバックが無かった前職の経験から、「自身のアイデアを要件定義に活かせて、エンドユーザーの声を直接聞けるエンジニア」へのキャリアアップを志し、フタバ株式会社へ入社。
フタバでのエンジニア業務の特徴は、自らが開発する業務システムのエンドユーザーに、自身もなれることだと思います。私たちの主要商品である年賀状は、ニーズが年末時期に集中する、極めて季節性が高いモノ。そのため毎年10 ~ 12月の3ヶ月間は、年賀状生産期として、半数近くの社員が通常業務から生産業務へシフトします。
もちろん、私もその一人。過去には自身が改修を続けている制作オペレーティングシステムを実際に操作し、いちユーザーとして使い勝手をチェックしながら、印刷を進めていたこともあります。それに加え、日頃からこのシステムを使っている印刷工程のスタッフとも会話し、リアルな声を入手。生産が落ち着いた年明けからは、現場の意見や自身の体感を活かし、更なるシステム改修の目標を立てられました。
入社間もない頃の自分は、フタバ特有のこの3ヶ月間を、開発から離れてしまう空白期間のように感じていましたが、実際は違いました。エンドユーザーの立場をリアルに体感できる機会があるからこそ、エンジニアとしての視野を広げていけることに気づきました。
各部署で活用されているシステムの大半は、私たちシステムグループが手掛けたもの。年賀状という、個人情報を扱いながら生産する商品が主力であるため、システムは内製が原則なんです。
この環境をエンジニア目線で捉えるなら、自身のアイデアやヒアリング内容をダイレクトにプログラムに活かせて、かつ、自ら手を動かす面白さを感じられる…といったところでしょうか。実際に私自身も、印刷工程のスタッフから聞けた「この操作、もう少し簡略化できないかなあ」という一言が気になり、改修タスクを自分のスケジュールに入れたりもしています。
計画から実装まで自身でやり切り、改修の結果「この前のアレ、楽になったよ。ありがとう!」なんて言ってもらえると、やっぱり嬉しい。自分の技術や取り組みが、フタバという組織にポジティブな影響をもたらしているんだと実感できて、誇らしい気持ちになれます。